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基幹システム再設計に対する監査レポート対応

全国展開するサービスの基幹システム再設計に対する、客観的監査と実効的な改善提言
- 全国規模で展開されるリラクゼーション事業における基幹システム再構築プロジェクトを、第三者監査の立場から全面支援。
- 数年がかりで蓄積された既存オフショア体制の課題を可視化し、取締役会レベルで評価される具体的な改善プランを提示。
- 単なる報告に留まらず、優先度・実施方法・体制ルールまで踏み込み、プロジェクトの成功確度を大幅に向上。
- 監査対応 4.0人月
プロジェクト詳細
背景と課題
全国展開しているリラクゼーション事業者様から、顧客予約システムを含む基幹システム全体の開発計画に関する監査をご依頼いただきました。
クライアント様はすでにオフショア開発体制を構築し、過去数年にわたり様々な機能改修や新規開発を進めていましたが、
- 開発スピードに不満
- バグが多発し、ちょっとした改修でも多額のコストが発生する
- 改修作業が資産を蓄積しているのか負債を蓄積しているのか判断できない
という課題を抱えていました。
当社が担った役割
この状況を打破するため、クライアント様は既存のオフショア体制を活かした全体的な再設計プロジェクトを推進中でしたが、そのプロジェクトが
- スケジュール計画が適切か
- 計画内容や進め方は適正か
をオフショア経験豊富な弊社が第三者として監査し、課題を洗い出す役割を当社が担いました。
監査の結果と具体的な成果
監査の結果、再設計そのものの方向性は正しいものの、
- 実施の順序や優先度
- プロジェクト推進の方法
- オフショア体制における具体的なルール定義
といった点で大きな見直しが必要であることを明確化。
これらを詳細に整理し、レポートとして提供したことで、
- 既存計画を再度組み立て直すための具体的な材料
- 取締役会でも活用されるレベルの改善プラン
をクライアント様へ提供することができました。
この監査と提言によって、クライアント様は再設計プロジェクトの方向性と計画を根本から見直すことができ、取締役会でも大きな成果として評価をいただいています。