コアラ先生、今日は何を勉強するの?
今日はサービス開発の流れについて勉強していくよ!
サービス開発って具体的に何を開発するの?
そうだね、まずはサービス開発について教えていこうか!
人によって解釈は変わりますが、システム開発とサービス開発の大まかな違いは次のようになっています。
システム開発 | サービス開発 |
---|---|
業務効率化やデータ処理の仕組みを指すことが多く、特定企業内だけで利用したり、機械に組み込まれるなど一般に出回らないことが多い | 企業や個人のニーズに応えるための仕組みを指すため世の中に公開されることが多い |
・社内システム ・自動車制御など | ・LINE ・じゃら〜ん ・Youtubeなど |
これでサービス開発が何かわかったかな?
開発といっても、アプリとかサイトを作ることだけを指すんじゃないんだね!
そうなんだよ〜
よく分かったみたいだから、サービス開発の流れを説明していくね!
サービス開発は、主に次のような流れで進めていきます。
サービス開発の流れ
どんなアプリ作ろうかな!
これを作ればみんな喜ぶんじゃないかな!
これを作ったら売れるんじゃないかな〜
ドキドキワクワク!
どのぐらい予算が必要かな?
ここにボタンがあったほうがいいよね〜!
何人くらい使うのかな?
さあ、頑張って作るぞー!!
エラーが出てきたから直さないと!
完成した〜!
世界中のみんなに使ってもらうぞ!
でも、変なところがないか様子を見なきゃいけないから安心してられないや!
こんな段階を踏んで開発を進めていくんだ!
次はそれぞれの段階を詳しく見ていくよ〜
企画は基本的にお客さまが行うことが多いですが、PMがお客さまと一緒に企画することもあります。
ここでは、サービスの目的や価値・コンテンツや機能構成・大まかなスケジュールを計画していきます。
競合調査やユーザーテストを行い「このサービスは自分達にしかない独自性があるのか」を見極め、サービスの中で使われるコンテンツや機能構成を考えます。
また、ユーザーテストなどを行なってサービスの可能性をより高くするための検討も行います。
企画の過程で、そのサービスを実際に作ったらどうなるのかを検討するんだね!
そういうこと!
でも、ここままだとざっくりとした概算しか出せないから、次の工程が重要になってくるよ!
要件定義では、企画で立案された計画から具体的なシステム構成や機能構成、画面構成を検討していきます。
開発費用の概算を立てたり、具体的にどんな機能をつけたらいいのかを煮詰めていきます。
要件定義って言葉初めて聞いたんだけどかなり大変そうだね・・・
要件定義はお互いの合意をとるための需要な段階なんだ!
開発は言葉通り、仕様書に沿って機能や画面を開発していきます。
テストでは、実際の動作に問題がないかあらゆるパターンのテストを実施していきます。
ようやく企画や要件定義で準備してきたものが形になってくるね!
開発とテストを終えたら、リリースと保守の段階に入ります。
リリースとは、新しい作品や製品などを公開、発表、発売することで、出来上がったサービスを世の中へリリースすることを指しています。
このことを特にローンチと呼びます。
保守とは、リリースした後も正常に動かすために運営をサポートすることを指しています。
アプリとかサイトを作り終わったらそれで終わりじゃないんだね!
逆に既にできているサービスの保守だけを任されることもあるんだよ〜
今回はサービス開発の流れを見ていきました。
ここでは触れられませんでしたが、次回から各段階で何をしていくのかをより詳しく説明していきます。