システム開発

GX/Co2排出量管理サービスの構築

担当:Auth0 / flutter / Web / オフショア

GX/Co2排出量管理サービスの構築

将来の変化に対応し続ける、柔軟性と効率を兼ね備えた設計

  • 法律や業界標準の変更に迅速に追従できる仕組みを備え、運用負荷とコストを大幅に低減。
  • 事業成長や新たな要件に合わせ、追加開発なしに柔軟な機能調整が可能。
  • ユーザーにとって最適な体験を、継続的に提供し続けられる設計。
  • システム構築 500人月

プロジェクト詳細

柔軟性と将来対応力を備えた次世代レポーティングシステムの構築

企画構想が形になった段階から開発プロジェクトに参画。
ベータ版フェーズにおいては試験的に機能を実装し、多角的な検証を重ねながら有効性を確認しました。

その後、検証結果を基に機能修正を重ねながら本稼働がスタート。
運用開始後もサービス価値を一層高めるための新機能を継続的に追加し。
日々進化を続けているプロダクトです。

このシステムは、法改正や業界基準の変更に合わせて毎年変わるレポート要件やテンプレート変更に柔軟に対応する必要がありました。そのためノーコードアーキテクチャを採用。

一度システムを構築すれば設定値の変更だけで、

  • ユーザーへの質問フローや内容選択肢を自在に変更可能
  • 出力するレポートのフォーマットや項目構成も自由にカスタマイズ可能

という機能を実現。

これにより運用中もビジネスや法規制の変化に俊敏に対応し、
追加開発コストを最小化しながら長期的に高いパフォーマンスを発揮できる仕組みを実現しました。

実装機能概要

CO₂排出量(GHG排出量)の可視化

電気・ガス・燃料・廃棄物・水使用量などから自動的にCO₂排出量を算定。
温室効果ガス排出量(Scope1, Scope2, Scope3)を統合的に管理。
各拠点や部門ごとの排出量をリアルタイムで確認。

排出量レポーティング(報告書自動作成)

温対法(温室効果ガス算定・報告・公表制度)・省エネ法の報告書を自動生成。
電力会社別排出係数にも対応し、年次報告の資料作成を効率化。
監査対応・第三者検証向けの出力機能。

削減目標シナリオのシミュレーション

ネットゼロやSBT(Science Based Targets)などの目標設定に基づくシナリオ分析。
削減計画(対策を実行した場合の効果)を可視化。

再エネ調達・カーボンクレジット連携

再生可能エネルギー証書(J-クレジット、非化石証書)をワンストップで購入可能
カーボンクレジット利用による排出量オフセットの実行・記録。

データ収集の自動化・API連携

電力や燃料データを自動連携(請求書やスマートメーターからデータ取込)。
ERP・基幹システムとのAPI連携で二重入力不要。

上記のようなユーザー機能に加えて運営管理の効率化機能など様々な機能を実現。
終始攻めの姿勢であるクライアント様のスピード感に合わせた、柔軟かつ短期機能実現に特化したオフショアメンバー体制にて十全に対応遂行しました。

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